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お客とつながる 
マジックの「ミスディレクション」は、言葉自体有名なのでご存じの方は多いかと。

マジックの世界としての統一された定義はなく、ぼんやりと「観客の注意をそらすこと」くらいに解説されている場合が多いですね。

こちら、1998年に書かれたエントリですが結構詳しく書かれております。
マジェイアのカフェ「手は目よりも早く動きません

つまり、どこかに注意を向けさせることで他への注意力を奪う、ということです。注意を向けさせるために、マジシャンはどこか特定の所に強く注意を向けます。向ける演技を真剣にします。


「観客はマジシャンが注目しているほうに注目する」というのはマジック的な視点で書かれていますが、これは実はトリックの技法に留まらず、芸の本質に関わることです。


タネ仕掛けにばかり執着するマジシャンは、タネ仕掛けでしかお客様とつながれない。
ただ相手の意表を突いて驚かそうとするマジシャンは、繰り返し見られて結果が知られてしまうことで、客の気持ちが離れていってしまう。マジシャンがどこを見ながら演じているかは、観客にはしっかり伝わっています。


逆の例としてTVで成功しているマジシャンを考えると、この辺りのさじ加減が絶妙であることが判ります。


Mr.マリックさんやプリンセス・テンコーさんなどは、「観客が期待する理想のマジシャン像」をきちんと体現しています。
マギー一門やナポレオンズさんなどは、観客のムキに見破ってやろうという意気込みをひらっと躱して「もっと肩の力抜いてよ、マジックなんて大したもんじゃあない」といって、お客様に勝ちを譲っています


どちらも実に的確にお客様の欲するとことを汲み取っています。そうした「今目の前にいるお客様方とつながろう」という姿勢を持ち続けているから、目の厳しいTV業界で成功できたのでしょう。


本日、夜22時からテレビ東京「たけしのニッポンのミカタ」で晃太郎取り上げられます。

「若手の伝統芸能継承者が、ネットを使って面白い活動をしています」みたいな感じになると思いますが、僕にとって、ブログであれついったーであれニコニコ動画であれ、どれもマニアックな手品の話題を展開する場でなく、「芸人・藤山晃太郎とつながる場」として大事にしております。それが伝わるような放送内容だといいなあ。


TVの中に映る自分が、どういった目線で観客を見ているか、ひとつお客になって確かめてみたいと思います。

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