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TEDxTokyo アマチュアリズムへの不満 
本日5/11に、TEDxTokyoに出演してきました。
http://www.tedxtokyo.com/

TEDは、テクノロジー(T)、エンターテインメント(E)、デザイン(D)が一体となって未来を形作るという考えに基づき、「広める価値のあるアイデア」を共有、という理念で活動されています。

世界中で行われている、文化人による一大プレゼンテーション大会。過去の出演者には故ジョブズやクリントン元大統領などが名を連ねています。その東京版として、渋谷ヒカリエで開催され、トップバッターでした。

共演の皆様も非常に面白い経歴・実績をお持ちの方ばかりで、素晴らしい機会でした。日本の独自の文化の担い手として参加し、世界中に発信できたことは光栄です。


しかしながら。


まったくもって残念なことに、晃太郎はこの企画に関わることで、ここ数日非常に大きなストレスに見舞われました。度重なる運営の不手際と不義理に、怒りのあまりに目がくらむような思いの連続でした。何度も、出演を辞退したい衝動に駆られました。

それは期待の裏返しだったと思います。素晴らしい場だから、最高のパフォーマンスをしたい。それを実現させてもらえない苦しさ。世界中に自分の惨めな姿が晒されるのではないかという恐怖。

このエントリは「抗議」とするべきか「批判」とするべきか、色々悩みましたが、最終的に「不満」とすることにしました。これから出演される方、特にパフォーマーに向けて、このような気持ちを抱えて出演した者がいたことを残しておきたい。


●前記
通常、出演の場を頂いたことに対し、どのような不満も晃太郎は発信しません。仮に興行主や主催からひどい待遇を受けたとしても、愚痴をこぼしたり、ましてネットでの拡散を図るようなことはしたことはありません。これからも絶対にしないでしょう。
世界中に容易に情報が伝わることも判っていますし、自分の影響力が小さくない状態になりつつあることも、自覚していますし、何より芸人としての分をわきまえています。しかし、このTEDという会は、出演料を頂いて出演する場とは決定的に違い、主催と出演と観客が等しい立場で価値を共有しあう場だと思っています。この素晴らしさを広めるのも価値あることだし、ひどい目にあったことを広めるのも価値あること、と判断しました。


●TEDのアマチュアリズム
TEDは100%ボランティアで運営されています。裏方も表方も対価を得ない代わりに、互いのリソースを持ち寄って素晴らしい場を作ろうということになっています。
例えば、TEDxTokyoに出演する前に、TEDxTokyoTeachersという会に出演させて頂きました。この時は、テクニカルスタッフ(音響照明など)が、ソデでビールを飲みながら運営している、という状況でした。いいね、アットホームで、楽しそうで。
今回のTEDxTokyoも、スタッフの専門性が低いためか、度々の問題がありました。問題はどうして起こるのか、何度考えても行き着くのは「アマチュアだから」ということでした。


●今回の問題点
晃太郎が問題だと感じた所を列挙します。読み易さを考えず、思い出せる限り。

1. 出演者の基本的な動きが判らない
重要なのは、「いつからいつまで」「どこに」いなければいけないか。この基本事項が、全く伝わってきませんでした。また、こちらからリハーサルは16:30以降しかできない、と伝えていても、14時にお願いします、と回答が来る。一体、どのような情報共有になっているのか。こちらからの情報提供はフォーム送信となっているが、フォームの送信ログが返ってこないため、こちらの送ってしまった情報を確認することができない。(送った後に控えてないことに気づいても、どうしようもない) 一体誰がその情報を得たのかが判らず、すれ違いばかりでした。
当日の移動経路を確認していて、口頭で「こうやって来て下さい」と指示された場所に来てみると、封鎖されていて通れない。スタッフもいない。そもそも、どのスタッフを頼ったらいいのか、事前通達がない。受付で名札を受け取れと言われていても、現場入りしたら受付自体ができていない。どうしたものやら。
本番直前、「30分前にソデにスタンバイして下さい」と書いた紙が、本番30分前にやっと楽屋に到着。そのとき初めて、現場までのアクセス地図が載っている紙をもらいました。なんだよこれorz とにかくまず、紙を事前に送れよ。あと貼り出せ。それだけで伝わるんだから。

2. 確認が足りていない
今回、晃太郎が最もブチ切れたのは、急な発表内容の変更を強いられたことです。今回の内容はすでにTEDxTokyoTeachersでやったのと同じ資料、同じ内容で、それを見た方からのオファーだったので、運営側は熟知しているものと思っていました。
また、事前にワークショップに参加し、その発表そのものをトップの方含め複数スタッフにも見てもらっています。その時に指摘を受けたことは「英語でやった方がいいんじゃない?」ということだけでした。
出番を確認する際、必ず「どのくらいの時間」「どんな内容をやるか」を晃太郎は確認しています。明確なメール履歴として、「出番の時間は10分(演技6分半、プレゼン3分半)」と了承を取っていたにも関わらず、前々日になって「内容は6分でしたよね、時間オーバーしないように」という連絡が来ました。はっきり言って、確認不足が過ぎます。その認識違いに気づける機会は、何度も何度もあったのではないでしょうか。
晃太郎は英語が得意ではないので、友人を頼って薄謝を渡し、英訳してもらいました。それもただの訳ではなく、社会思想に偏りがあるような印象を与えてしまう言葉、レイシストと勘違いされかねないニュアンスなどを修正し、二人三脚で作り上げた英文原稿を、クッソ忙しいところ多くの稽古時間を割いて暗記している所でした。それを半分にしろ、無しにしろ、パフォーマーはみんな6分と決まっている、と前日に云われたときの気持ちたるや。
で、「過ぎたことはいいから、ともかく前向きに問題を解決しようぜ」とか云われちゃう始末。ハハッ!!そうですよね!!どうでもいいことゴネて失礼しました!!
結局、慣れた日本語で1分にまとめてプレゼン資料を全てポイっと棄てました。
これで怒らないなら、芸人やめて聖人やってます。

3. 出演者のケアが足りない
マジックには楽屋がどうしても必要であることを説明していたにも関わらず、他の発表者との入替え制にされていて、入替え時間は適当に決められていました。また、楽屋の中には当然のように飲料・ケータリングはありません。当日の進行の掲示もありません。もし「ここはTEDです。発表者も参加者です、特別な存在じゃありません」などと、云われたらハアそうですね、と返すしかないのですが、ボランティアスタッフに対する飲食のケアは万全にできていました。スタッフのために置いてある場所から勝手につまんで食べろ、ということであろうと見当はついていましたが、発表者に対する意識が低すぎるのではないでしょうか。
ちなみに発表者全員に送付している資料には「エスコートを用意しておりますので、あとはお任せください。この日は一日私達と過ごすつもりでいてください。…でないときっと後悔しますよ。」とまで書いてありました。運営を信用して、この文言を鵜呑みにしない方がいいと思います。自分の身は自分で守るよう、特にパフォーマー様はよく留意された方がいい。…でないときっと後悔しますよw 相手はシロートさんです。

4. 舞台進行の文化に差がある
これはどちらの問題とも言いがたいところですが、舞台進行にも大きなストレスを感じました。マジック界では少なくとも、キューシートを提出し、舞台打合せをして、その流れにそってキッカケ確認をし、ゲネをやる、というのが基本の流れになっています。ところが現場についたら、「さ、じゃあどうぞ、やってみて」といった感じ。こちらがまずキッカケ確認をしたいと要望を出しても、「それはやりながらで。時間押してるから」という調子。
パフォーマンスをしないスピーカーにとっては、照明などは重要でないから、お任せの方がストレスは無いのかもしれないですね。ただ、晃太郎の芸のいくつかは、非常に繊細です。舞台で芸を披露するということを安易に考えられるのは、非常に苦痛でした。ついでに、舞台で使う道具も勝手に触られて迷惑をしました。


●アマチュアとプロの役割
不平不満を大爆発させましたが、これら全て、主催がイベント企画のシロートさんだから起きていることと思います。なにしろ、5年もやっていてコレです。アマチュアだから、という目で見守ってあげないと可哀想だ。
このやり方をTEDは貫いてきて現在の成功があるということは、きっと晃太郎が古臭く、頑迷で神経質で意固地で口うるさく、良くないやり方をしているのでしょう。ゆるく仲良く、厳しい指摘をし合わないことでお互いを高めあえるとか、そんな感じなんでしょう。

舞台に立って何かを発表するというのは、どうやったって演者と観客は非対称になります。同じ立場になるのは不可能です。10万人の客を前に10分話すということは、100万minの時間をもらうことと同じ。演者には重大な責任があります。だからこそ、演者は特別であるべきで、十全にケアした上で最高のパフォーマンスを発揮してもらうべきだと晃太郎は考えています。ひとつひとつ確認し、手戻りがないように決定し、円滑にイベントを回す。それには熟練の、プロのスタッフの力が必要なんじゃないでしょうか。
ボランティアで運営されているのを誇るのは大変結構ですが、裏方、特に事務のレベルが酷すぎる。要職にプロを入れて欲しいところです。

価値ある大きな事業を行うのにお金をかけずにできるんだろうか。晃太郎はそこに甚だ懐疑的です。自分の芸は、道具ひとつとっても指物師、塗師、蒔絵師の一流のプロの合作で、舞台となれば音響照明、演奏家、すべてがプロのコラボレーションです。だから価値ある興行ができる。今日の舞台を演出するのにも、通訳にお金を払い、演奏家は自腹で雇ってます。
あ、「持ち出しがイヤなら出るな」ということでしょうかね。100%実情を知っていたら、オファー頂いても断ったかもしれないですが、今回は正直言って企画の魅力に負けました。でもいつまでもタダで使えると思うなよ^^


●一応のフォロー
引率を引き受けてくれた加納さんには物腰柔らかく、細やかにご配慮を頂きました。通訳の佐藤さんも、精神的なケアまで含め、非常に助けられました。この二人がいなかったら、出ないで帰ってました。心から感謝してます。
あとはまあ、未来につながるかどうか判らんけど、世界中の文化人に藤山晃太郎を披露できたことは、非常に嬉しく名誉なことでした。また早速、動画を上げて頂いてありがとうございます。営業に使うわ!ギャラのいい仕事とれたら今回の件をチャラにしてやるぞ。




教訓めいた結論はありません。「僕は不愉快でした」という程度の内容に長々とお付き合い頂き、有難うございますw

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例の件 
少し時期が経ってしまいましたが、覚えてくれている方用に。
あざみ野カレッジでの補講をご視聴頂いた方専用のエントリです。

0209 131 200 88 17600
0308 22 200 14 2800
0308 69 300 37 11100

へーへー。こうなったかー。少なく思えるかもしれませんが、0じゃないってのが大事なんですよ!
「和楽器の今」杵家七三社中 セットリスト 
昨日3/8(金)あざみ野サロンにて素敵なショーを行なってきました。
七三社中皆様の演奏!
佳館杏ノ助さんの歌!
藤山晃太郎と藤山大樹(小林大)の手妻!



無料配信で行い、プレミアム会員の方は明日までタイムシフト視聴も可能です。
以下セットリストです。忙しい方は、タイトルをクリックするとそこからご視聴できますw

1. 鹿の遠音
開始から4:43あたり

2. 日本民謡メドレー
開始から9:36あたり
花 → お江戸日本橋 → ソーラン節

3. 【邦楽BadApple!!】傷林果
開始から17:48あたり

4. 春の海
開始から24:00あたり

5. 和楽・いろは唄 (唄:佳館杏ノ助)
開始から30:30あたり

6. 二人大薩摩
開始から35:48あたり

7. 七変化 (手妻:藤山大樹)
開始から39:05あたり

8. 枯れ木に花を
開始から50:20あたり

9. 屋台・鎌倉
開始から55:28あたり

10. 蝶のたはむれ・大祝梅セイロ (手妻:藤山晃太郎)
開始から1:01:27あたり

11. ロシア・クラシック・メドレー
開始から1:14:42あたり
くるみ割り人形 → 葦笛の踊り → 剣の舞

12. 懐かしの歌謡メドレー
開始から1:20:50あたり
丘を越えて → 支那の夜 → 二人は若い → 別れのブルース → 東京ブギウギ

13. 和楽・千本櫻 (唄:佳館杏ノ助)
開始から1:29:05あたり

14. アンコール 【邦楽BadApple!!】傷林果 (唄:佳館杏ノ助)
開始から1:37:09あたり


聞いてみて楽しんで頂けたら、投げ銭を頂けると幸いです。
以下の動画を有料視聴して頂くことで、投げ銭となります。

【投げ銭200】「和楽器の今」演目解説
http://i.nicovideo.jp/watch/1362616439

【投げ銭300】「和楽器の今」演目解説+NGカット
http://i.nicovideo.jp/watch/1362616415

両方買って頂けると500円になるという!(見るのは300だけでいいですw)
更新をキメた 
http://www.tv-asahi.co.jp/magic/

これに出てました!!ヽ(=´ω`=)/ 

300万円はぎりぎりゲットできませんでした><
ネットでの芸能『販売』 
ブログをお休みしちゃってました!w
…もとい、サイト自体停めてしまい…

お仕事の業者さんから「サイトを拝見してお電話したのですが…」と言われるたび、戦々恐々としておりましたw
いんやー、今年は1月からずっと忙しくて、メールの返信すら滞りがち、twitterのつぶやき激減と、かなりコンディション悪くなっちゃってました。

もっと気軽に更新していきたいもんっすね。更新楽しみにしてる方いたら、すみませんでした!


さてさて、4月末に、幕張メッセで開催されたニコニコ超会議・ニコニコ超パーティに出番をもらって行ってきました。ニュースにもなったのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。単なるオタクのイベント、と片付けるには、あまりにも大きな規模。

「超会議」という大きな文化祭(?)は2日間で入場者9万人超、ネット視聴者340万人超。
 →関連記事
「超パーティ」というライブイベントは2日間で入場者1万人超、ネット視聴者90万人超。
 →関連記事

niko1_s.jpg
コチラは超会議のavexブースの様子。杵家七三先生と佳館杏ノ助さん
(我々の出番の後は小室哲哉氏、デーモン小暮閣下氏でした)


どうしてこんなに大きなイベントに呼んでもらえるかといいますと、ひとえにネットでの活動による知名度です。平時から主張し続けている、セルフプロデュースが目に見える形になったものです。

これまでは「ネットで知名度を上げる」というベクトルが強かったです。謂わば種まきの段階。「上げた知名度で大きな仕事を取る」という段階に来つつある、って感じですね。


ちょうどそんな折に、いくつかTV・新聞に取り上げて頂く機会がありました。
日経新聞 →コチラ
日テレ『ニッポン創造』 4/28 OA →コチラ

有難いことに、単なる「すごい手品をやる人」でなく、「ネットメディアを活用したマーケティング」「文化の担い手」という側面で取り上げて頂いています。そういう役を務めたいと思ってます。今後ずっと。


でまあ。


頭の中でこうやればいい、って考えてるだけでなく、ちゃんと仕事として利益を出さないといけないと思ってるんです。

それが一定の成果を得たのがこちらー。


動画を上げて早々に20万再生ほどの人気を得て、それをDVDの販促につなげました。販売元様からは、大変にご好評を頂いております。動画を上げるやいなや、amazonの予約ランキングがスゴイことになってました。(4/23時点)
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V.A.

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多くのお客様の前で芸を披露したいと思っているスゴ技の持ち主がいる。
スゴい技を見たいと思っているネットユーザがいる。
よりハイクオリティに売り出したいと思っている業者がいる。


それらを結びつけて、みんなが楽しめて幸せになるように取り計らうのが悉皆屋の務めかと。利益が出せれば活動を継続して作品のクオリティも上げていけるってもんです。


今後もお楽しみに!

あ。あと↓が100万再生いきました。youtubeとあわせて160万再生。目出度い!


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